2011年10月27日(木)9:30~14:00 実施。 参加者:11名。
天候快晴、9月初めの抽選時は申込者が19名でしたが、どういう訳か1週間前になると11名になっておりました。きっと雨男・雨女の方はキャンセルされたのでしょう。ただし、1週間内のキャンセルはありませんでした。
ジャスト9時半出発、脚の弱い方もおられましたが、静嘉堂文庫美術館にはゆっくり歩いて10時に到着しました。静嘉堂文庫は世田谷区岡本の静かな森の中にひっそりとたたずんでいます。国分寺崖線の上にあり、下には丸子川の清流がながれ、カルガモの群が遊んでいます。
この静嘉堂は、岩崎弥之助(弥太郎の弟で2代目社長)と小弥太(弥之助の子息で4代目社長)の父子によって設立され、現在は国宝7点、重要文化財83点を含む6,500点の東洋古美術品と約20万冊の古典籍を収蔵管理する公益財団法人となっております。
今回は、第1回中国陶磁名品展、第2回日本の陶磁名品展につづく第3弾としての「朝鮮陶磁名品展」です。
当初、10分ほど学芸員の方から、静嘉堂文庫の歴史と代表的展示品の説明を戴いた後、みなさんに自由に見て戴く予定でいたのですが、学芸員の方が(ちょうど暇だったのか)1時間余に及ぶ丁寧な解説を戴いてしまいました。高麗、中国、日本の8世紀から始まる大きな歴史上の文化的絡み合いから、主立った展示品の歴史的位置づけと特徴、鑑賞のポイントなどを分かり易く説明して下さいました。
花瓶、茶碗、水差し、瓶(かめ)などに象眼され、焼かれたことによる千変万化の大胆で繊細な地色と模様に驚嘆しました。
予定時間をかなりオーバーしましたが、学芸員の巧みな話ぶりと中身の濃さでみなさん大満足です。丁重にお礼を申し上げ、美術館を後に。
登録文化財の書籍庫(美術館新築までの本館)の横を通り、梅園、ジョサイア・コンドル設計の岩崎家霊廟、松方正義による墓碑銘を観ながら、木立とせせらぎを抜けて、岡本民家園へ。近くにお住まいの参加者まで「こんな近くにこんな良いところがあるなんて」、と大好評の美術鑑賞と散策でした。
最後は、旧東急砧線跡をたどって「すみれ家」へ。ビール、焼き肉、石焼きビビンバと歓談で締めくくった半日のイベントでした。(残念ながら肝心の静嘉堂での写真は撮り忘れました。またの機会に・・・)
|