イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2011年10月17日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

502 サイエンスカフェ⑩「人間はどのように脳をつかっているか?」

2011年10月08日(土)開催。  参加者36名(内2名欠席)


  講師 : 藍野大学医療保健学部・臨床工学科教授 外池光雄氏


外池氏は、脳磁図、fMRI、脳波などの計測手法を用いて、人の感覚知覚・認知機能や五感の統合化機能などを解明し、医療福祉への応用をめざされています。


外池氏は20074月まで千葉大学大学院工学研究科生命倫理委員会委員をしていらっしゃいました。
    
お茶・コーヒーを飲みながら、お菓子を戴きながら、講師の話に聞き入る参加者
 
 
熱心にメモを取る参加者も

 
人間の脳の進化は3層になっています。
旧哺乳類の脳とは、クジラ・猫・犬等の脳の事です。
 
 
ねこ
or犬と会話が出来る人は旧哺乳類の脳が首を持ち上げた?
 
フィトチッド
フィトチッドとは、
微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木等が発散する化学物質植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質の事を指す。
 
森林浴は体に良い!!


アロマテラピーもフィトチッド効果の現れです。
 

嗅覚は情動や記憶と密接に結びついている。
ネズミは天敵のネコを見たことがなくてもネコのにおいに怯える。

  プルースト効果(匂いが記憶を呼び覚ます)
嗅覚は視覚より忘れにくいという科学的なデータもあり、香水の匂いで昔の彼女を思い出す事もプルースト効果です。
   

臭覚の経路は2経路あります。



嗅覚は情動や記憶と密接に結びついている。

例えば、鼠は天敵の猫を見た事がなくても猫の匂いに怯える。


後記

満席でした。講師は大変難しい分野の研究をしていらっしゃいますが、脳が嗅覚等の五感をどのように活動させているか、講演では難しい事を、分かり易くお話して下さいましたので、参加者から活発に質問が出ました。若年で嗅覚が衰えた時には、アルツハイマーを疑ってみる事も必要との事。においを嗅いだ時の脳の活動は、においは記憶だけでなく喜怒哀楽など感情にも密接に関係しているそうです。

     
   (運営委員 國司 保夫記す)      イベント実施報告一覧へ戻る