イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2011年09月19日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

473 有栖館と明治館&弘道館で呈会

2011年09月13日(火)開催。  参加者26名


残暑が厳しく、連日30℃を超える暑さである。

平安女学院所有の国登録有形文化財の明治館。アン女王様式=
クイーン・アン・スタイルによってデザインされているのが特徴。この様式の特徴は、煉瓦を露出して、上げ下げ窓をつけ、屋根を色々なデザインでにぎやかに飾ることです。

西洋建築は、基本的には石で作ることを理想とするので、煉瓦で造ってもその外側に石を貼って、石造りのように見せかけることが一般的なのですが、イギリスでは煉瓦をそのまま露出させたものである。

明治館を見学した後、有栖川親王(皇女和宮の許嫁で官軍の大将)の住居を見学。書院造りで、旧宮邸、表門(青天門)、長屋門など幕末から大正にかけての公家屋敷や高級官舎の当時の様相を今に伝えています。

太閤秀吉の「醍醐の花見」で有名な醍醐寺の孫にあたる枝垂れ桜、十一代目小川治兵衞作の「植治の庭」の庭園なども見どころです。また、京都市登録文化財の素晴らしいスタンドガラスのある聖アグネス教会を見学。

更に、今回は京都和菓子の老舗「老松」様のご厚意でお茶会に参加。江戸
中期の京都を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/1736-1807)が1806年に創設した学問所で、私立大学の先駆(門弟3千人とも言われている)とされています。

淇園は「開物学」という独自で難解な学問を創始しましたが、詩文や書画にも優れた風流人で、山水画は円山応挙に劣らずと評されたほどでした。邸宅でお茶会に参加。老松の和菓子でお茶会であり至福の時間を過ごされていました。



平安女学院 明治館への通路から明治館に入場される参加者と明治館
 
明治館内部でスーパーバイザのご説明を聞く参加者
 
有栖川旧邸が有栖館に変貌。ただし、江戸時代の面影を残す有栖館と小川治兵衛による作庭をご覧あれ。
 
     
   
聖アグネス教会の建物とその内部。ステンドグラスが素晴らしい。
  
弘道館のお庭を拝見しながらお茶会に参加。
  
     
   (運営委員 川崎 泰弘 記す)      イベント実施報告一覧へ戻る