イベント報告

JASSで行われたイベント活動を参加者・運営委員の方にリポートしていただきました。
楽しく充実したイベントの様子をご覧下さい。
2011年07月11日掲載 イベント実施報告一覧へ戻る

428 京重要文化財「綿業会館」見学と昼食⑤

2011年07月09日(土)開催。  参加者47名


建築家・渡辺
節氏が設計した登録有形文化財の綿業会館の入り口

地鉄本町駅から約5分歩いて到着。日差しが強く暑かった。
東洋紡績の専務取締役であった岡常夫氏の銅像
「日本綿業の進歩発展をはかる為に」と遺言で残した寄付金100万円に、関係業界からの50万円を加えて基金とし、昭和6年に建設された。
    綿業会館の中でも最も豪華絢爛で素晴らしいと評される部屋

イギリスルネサンス初期のジャコビアン・スタイルで吹き抜けの天井が高く、壁面には京都の泉湧寺で焼かれたタイルタペストリーが貼り付けられている。戦争でも焼けなかった、鋼鉄ワイヤ入りの耐火ガラスを入れた窓や、将来の本格的な冷暖房の普及を予想して建設当時から既に空調の設備があった。井戸水による冷風送気を行い、地下室に冷暖房設備のスペースをし、機能面での工夫もあります。凄い贅沢な作りで、この部屋は、よく映画やドラマの撮影に使われています。
特別室
直線的な窓や壁、天井と家具などの曲線を組み合わせたクイーン・アン・スタイルの部屋です
 

壮麗なシャンデリアが随所にあります。

天井には漆喰を固めた彫刻が施されている
「鏡の間」と呼ばれる会議室
アンピール・スタイルと呼ばれるもので天井、壁、開口部の装飾を抑えたデザインが特徴。この部屋は時計、テーブル等が楕円形に装飾されており、扉が鏡になっているので部屋の奥行きが広く見えます。
 
楕円形の時計と鏡を張り巡らせた扉

ドアの枠は通常の建物は木ですが、この部屋の枠は茶色の木目調の大理石を利用している。
豪華さに吃驚



天神祭の絵も飾られていました。

 
  会員が食事をする食堂は、ミューラル・デコレーションの装飾天井、透かし彫りのガラス窓が特徴
 
激動の昭和史を生きたレトロビルで、分け合いあいと食事をしながら談笑している参加者
 
  後方は、ご夫婦席?で、仲睦まじくお食事されている参加者。
 

後記

今年は圧倒的に女性の参加者が多かったのが印象的でした。戦前戦後を通して、華やかなる歴史の舞台を続けている綿業会館の見学は、今回で6回目。今までに単純計算で延べ約250余名の方が参加されました。「何時もキャンセル待ちになり、なかなか当たらなかった、“
はなやかなる歴史の舞台への誘い”の如く、見学して建物の内部の豪華さに吃驚、そして美味しい料理に、このイベントの人気があるのが分かった。」とおっしゃる参加者もいました。キャンセル待ちのお方、来年は是非ご参加出来ますように。


     
   (運営委員 國司 保夫記す)      イベント実施報告一覧へ戻る